Splatoon3について語る23：髪型について深く考える
今回は、「Splatoon3について語る」シリーズの中の「Splatoon3について語る1」のリライト版として、この記事をもとにもっと深く考えていきたいと思います！
まだ見たいない方はぜひ！▼
見たことある髪型と服装
まず、Splatoon3の初公開映像で出てくるこのイカちゃんについてですが、どこか見覚えのある髪型と服装です。
Splatoon3初公開映像はこちら▼
この服はフードがついているものですが、なんとなくの印象で、私は「アナと雪の女王」の「アナ」を思い浮かべました。三つ編みが一緒だからというのもそうですが、服装も似ている気がしました。
とはいえ、この映像で映っている風景は砂漠のようなところなので、アナが来ている服装のように風雪を防ぐためのものではないでしょうが、何かしらから身を守るための羽織物であることは間違いなさそうです。この場合、強い日差しや砂風を防ぐものだと考えられます。サングラスのような役割を持つのであろう、メガネもかけていることからも、この映像内の環境が過酷であることが分かります。
対照的な見た目
それと映像をよくよく調べてみると、服や被っていた羽織物はボロボロでしたが、ボトムスや靴に至ってはボロボロというか、むしろ綺麗です。
弓型のブキに注目してみましょう。
木と糸、金具などでつくられたブキのようで、いかにも釣り竿のようです。
木と糸と、いかにも原始的な材料のように感じますが、一方で傷などはついておらず、これまた綺麗といった印象です。
これらの服装やブキの見た目から、実はこのイカちゃん（＝主人公）は、貧困な地域で育ったイカちゃんなのではないかと推測します。服装や羽織物はボロボロで、弓ブキの素材も大部分が原始的な材料ですが、ボトムスや靴が綺麗だったり、弓ブキ自体傷がないことから、この砂漠で何かが起こったことで、こういう見た目になったというよりかは、もともとこの服装などであったと考えられます。（砂漠っぽい環境なのに靴がそこまで汚れていない点なども挙げられます。）
Splatoon1と2の街並みはどちらかというと、お金持ちが集まりそうな都会のイメージ（店も多くありますしね。）でしたが、3のイカちゃんはそういったところではなく、貧困に悩まされるような地域にいたのではないかと思いました。
ここからはあくまで妄想にすぎませんが、主人公のイカちゃんは貧困地域に住んでいて、ハイカラシティやハイカラスクエア（Splatooon1と2の街の名前）に行くことを子供のころから夢見ていましたが、なんせ都会な街なので（東京みたいなものでしょう）行くことが叶わず、がっかりしていました。
しかし数年が経った頃、電車で行ける範囲内で、最近「アツい」と言われている「バンカラ街」というスポットができたとの情報を手に入れる。そこで、電車に乗ってバンカラ街にイカちゃんがやってくる...と。しかし、その街はハイカラシティやスクエアと違って、複雑な事情を背負った若者たちが集まる街であった...と。（そしてそこに住む若者と意気投合して、一緒にナワバリバトルを...？）
私もいろいろな悩みを持っていますが、人間皆悩みはあるものです。そういった世の中の「あるある」を、ゲームのストーリーと絡ませて演出しているのかなとも考えます。
世界について繋げて考える
以前、私のブログでSplatoon3の世界に一体何があったのか、ストーリーについて考察した記事がありました。
まだ見ていない方はぜひ！▼
この記事内では、世界に何らかの災害が起こってそこから避難してバンカラ街にたどり着くと考えていました。それも一つのストーリーとしてありそうですが、今回私はもう一つのストーリーを考えました。それは、次のようなものです。
先ほどの話の続きですが、バンカラ街にきて仲間とナワバリバトルを楽しむイカちゃん。あるとき、ある人物に呼び止められ、バンカラ街周辺の地域の視察をするよう頼まれます。（これがヒーローモードの始まり？）
そうしてイカちゃんはコジャケとともに、このあたりの地域の視察をすることになりましたが（コジャケはいつのタイミングから一緒にいるのかは想像もつきません）、その途中に大地震が起きて、イカちゃんはその地震に巻き込まれ、意識を失います。
そこから意識を取り戻して、とりあえずバンカラ街へと帰りますが...まだまだ謎の多いバンカラ街周辺の環境。視察を続ける必要がある...といった具合で、本格的な視察・探索が始まるようなストーリーなのではないでしょうか。あれだけ荒廃した環境であれば、遺跡のようなものがあってもおかしくなさそうです。
しかし・・・
と、長くなりましたが今回新たにストーリーを考えてみましたが、よくよく思い返してみると、今回のストーリーでは辻褄が合わない場面があります。それがこの電車の場面です。これは、砂漠のようなところから「帰る」というよりかは、「初めて行く」という、なんだか緊張して目がきょろきょろした様子が見受けられます。
以前のブログで書いたストーリー（イカちゃんが避難目的で初めてバンカラ街へ来る）をストーリー１、今回のブログで書いたストーリー（イカちゃんが視察から帰る目的でバンカラ街へ戻る）をストーリー２とすると、以下のように整理できます。
ストーリー１：このストーリーである可能性は高いが、周りに誰もいない環境が元故郷というのはあまりにも考えにくい。
ストーリー２：１の矛盾点を解決したストーリー。しかし、電車に乗る場面からイカちゃんが初めてバンカラ街に来るストーリーであるとも考えられるので、その考えで行くと矛盾する。
どちらも矛盾を抱える考察ですが、個人的にはストーリー２が可能性として高いかなと思いました。というのも、電車で「初めて」な雰囲気がするのは、視察で砂漠へ向かった際に巻き込まれた大地震で、意識を失うとともに、意識を取り戻したときに軽い記憶消失（バンカラ街に来たことを忘れる程度）になったと考えれば、あたかも「初めて行く」気分で電車に乗っていても矛盾はしません。
いろいろ深く考えてみましたが、一切公式からの発表がない現状。少しでもいいので考察材料となる情報が公開されれば、とても嬉しい限りです。
